50'sカウンセリングルーム

メンタルヘルス、キャリアカウンセリング

暴力防止プログラムは使えない?欠点だらけ、CVPPPに隠された罠

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精神科看護において、暴力を受ける機会は滅多にありません。
私の経験から行くと暴力を受けるタイミングは
多くは『一対一の状況』でした。
ですから、対応は必ず一対一の状況は避けるようにすることが、CVPPPの肝だと思います。
精神病院は、相部屋、タコ部屋が基本ですので、やはり入院患者は日々ストレスフルです。
運動もせず、ただ、食っちゃ寝しているだけですから、季節感もなく、日々ダラダラと時間が過ぎて行くのを待つだけです。
そんな時、看護実習生が来るととても変化があるため、喜びます。
本当に彼らは無期懲役の服役しているような生活をしている。特に親族が疎遠な患者はこの限りではない。
スマホ、携帯電話は禁止、パソコンもだめ、男女混合病棟でも、女性棟の方にいけば、ペナルティー、手でも出そうものなら、隔離室行きは当たり前です。
ですから、彼らはその殆どの生活が世の中のルールよりも厳しい団体生活を強いられているのは事実です。
唯一彼らに許されているのは、労働しなくて良いということでしょうか?
彼らに与えられている仕事は、病棟でトラブルを起こさないこと、そしてクスリを、毎日かかさず内服することだけなのです。

このように精神病院で入院している人たちは、心に強いストレスを抱えているため、看護人の失礼な態度に対して急に癇癪を起こし、暴言暴力を発することがあります。
あともう1つ。
それは隔離室でしか生活できないくらい重症な人たちです。
社会性ゼロなため、独房と同じ扱いです。
治療計画で隔離室からスタートすることはありますが、普通は1週間、長くても二週間で一般室に移ります。
それができない人は重症ですから、何らかの社会性、対人関係スキルなどに問題を抱えています。
そういう人に対し、一対一の状況を安易に作ると、暴力を受けることになるのです。

つまり、そういう状況を知っていて、そういう状況を作らないことこそが、包括的暴力防止プログラムの肝になります。

ですから、隔離室の担当は一対一にならない原則を守る、刺激になるようなことを言う場合など、二人で対応することこそが、精神科看護における、包括的暴力防止となるのです。
これは、先輩が真剣に教えるべきでしょうね。

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